Arban

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New Century Jazz Quintet

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New Century Jazz Quintet

 2013年に大林武司とユリシス・オーエンス・ジュニアがニューヨークで初めて共演した時、ユリシスは大林の演奏スタイルにマルグリュー・ミラーからの影響を強く感じた。マルグリュー・ミラーは、2013年5月に57才という若さで惜しまれつつ他界したジャズピアノの巨匠で、ユリシスは生前のマルグリューを指導者と仰ぐ深い親交があり、大林にとってもマルグリューは最も敬愛するピアニストの一人だった。共通の師を持つ二人は初共演の時から意気投合しその後共演を重ねていった。
 その後二人はニューヨークシティー在住の若手ミュージシャンによる日米混合バンドの結成を企画し、ジャズの歴史に深く根付きつつ若い感性でジャズの今を表現していく事をコンセプトに掲げ、New Century Jazz Quintet / ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットと名付けた。
こうして生まれた企画からメンバー選びが始まった。ユリシスと大林が真っ先に上げた名前はベーシストの中村恭士だった。中村とユリシスはジュリアード音楽院で一緒に学んだ仲で、中村と大林は過去数々のツアーやライブで多くの共演歴がある。近年ニューヨークと日本で最も重要なベーシストの一人である中村の加入により深い結束力を持った日米混合リズムセクションが完成した。
 次に上がった名前はアルトサックスのティム・グリーンだ。歴代の名サックス奏者のサウンドの延長上に作り上げたティム独自のソウルフルで歌心溢れるプレイは、バンドのコンセプトを具現化するために必要不可欠であった。最後に上がった名前は若き驚異的なトランぺッター、ベニー・ベナックである。彼はユリシスと一緒に2012年のウイントン・マルサリスが選んだ次世代にジャズの灯火を引き継ぐ若きジャズ・ミュージシャンの一人にピックアップされた逸材。ベニーのエネルギッシュなプレイとキャラクターは、バンドを完璧にまとめあげる力を持っている。
 ニュー・センチュリー・ジャズ・クインテットの特筆されるべき事はメンバー全員が優れた作曲家、編曲家であること。各メンバーから提供された個性溢れる楽曲を対等にフィーチャーすることにより、ジャズの大きな魅力である多様性を色濃く表現している。
 2014年6月で日本CDデビューを飾り、同年7月に日本ツアーを行いソールドアウトの大成功を収めた。アメリカでのCDデビューは2015年1月。ニューヨーク、ジャズアットリンカーセンター・Dizzy’s Club で発売記念コンサートが開かれ、これもソールドアウトの大盛況であった。
待望の第2弾はアルバムは2015年6月24日発売。CD発売を記念した日本ツアーは8月末から9月上旬に予定されており、「東京ジャズ」メインステージへの出演も決定した。アメリカでのCD発売とその記念ツアーは10月後半に東海岸、2016年1月中旬に西海岸が予定されている。