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Khalifé Schumacher Tristano

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Khalifé Schumacher Tristano

 クラシック界の若き貴公子と賛美されつつ、「Strings Of Life」のカヴァーや「Idiosynkrasia」によりクラブ界でも大注目を浴び、デリック・メイ、ジェフ・ミルズ、カール・クレイグ等のデトロイト・テクノの巨匠達やモーリッツ・フォン・オズワルドとのコラボレーションを行い、エレクトロニック・ミュージックの新機軸を作り上げる動き を見せ、今年の春に『Get Physical Music Presents: Body Language, Vol.16 by Francesco Tristano』ミックスCDも出し、次世代の中で最も独創的で、多岐に渡る活動を繰り広げているアーティストの一人である地位を確立したフランチェスコ・トリスターノ。
優れた才能と感受性を持ち、毎回のライヴでは威勢の良い、華麗な演奏を楽しませてくれるヴィブラフォン奏者であるパスカル・シューマッハは、現在の新しいヨーロッパ・ジャズ・シーンを代表する旗手の一人だ。2012年以来毎年来日し、コットン・クラブ、横浜ジャズ・プロメナード等のライヴを行い、今年の初旬には長期滞在時に感化され制作した、「Merry Christmas Mr. Lawrence」のカヴァーも含む最新作『レフト・東京・ライト』の発表により、日本との強い絆をより深めているアーティストだ。
 アラブの音楽文化のルーツを持ちつつ、第二の故郷であるフランスの音楽文化のるつぼが特有とする鮮明なリズムを精通したレバノン出身のマルチ・プレイヤーで、このトリオではパーカッションを担当しているバシャール・カリフェは、他の二人の演奏を補完するリズムの礎を築き、このトリオのライヴを新たな音楽領域に導かせる。
 2年前にこの3名のアーティストは、ハイブリッドな音楽世界を模索するためにKhalifé Schumacher Tristanoというトリオを結成し、ライヴ活動を開始。あまりにも多角的で、荒れ果てた組み合わせである彼等が演奏するライヴでしか経験出来ない特異性をより多くが堪能するために、デビュー作の『Afrodiziak』を制作し、今年の始めに独MPSから発表。しかし、Khalifé Schumacher Tristanoの真の魅力は、魅惑的な音楽オーラが満ち溢れる、歓喜の静穏が浮かび上がる、円熟さが感じられるライヴ演奏に潜んでおり、また同時にこのトリオは、まるでこれから凄い事を成し遂げようとする予兆を発している。