投稿日 : 2016.01.14 更新日 : 2018.06.29

ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団の公演が決定。ピアニストの反田恭平も出演!

80年代から現在に至るまで、テクノをはじめとするエレクトロニックミュージックの発展に大きく貢献してきたジェフ・ミルズ。テクノ史における最重要ユニット/レーベル、Underground Resistance(通称:UR)を結成し、ミニマル・テクノというジャンルを確立した人物としても知られている。昨年、映像作品『Exhibitionist』の続編にあたる『Exhibitionist 2』を発表し、さらに「TodaysArt.JP 2015」で即興ライブを披露するなど、国内でも大きな話題を集めた。そんな彼が3月21日(月・祝)にBunkamura オーチャードホール(東京都渋谷区)で、東京フィルハーモニー交響楽団とコラボレート公演を行う。

国内外で高い評価を受ける栗田博文が指揮する名門、東京フィルハーモニー交響楽団との初共演が実現する2部構成の本イベント。第1部ではバレエ組曲として有名な『ガイーヌ』から「レスギンガ」、TACET(休み)で構成されたジョン・ケージの3楽章作品「4分33秒」、坂本龍一の「Anger」などを披露。第2部では、宇宙飛行士・毛利衛との対話から着想を得て制作したアルバム『Where Light Ends』(2013年)、UR時代の最後の楽曲として知られる「Amazon」(1993年)、そしてテクノアンセム「The Bells」(1997年)などが演奏される。また、昨年7月にデビューアルバム『Liszt』をリリースした若きピアニスト、反田恭平もゲスト出演する。日本音楽コンクール1位、第25回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール古典派部門で優勝を果たした21歳の俊英が奏でるピアノにも注目が集まりそうだ。

2005年にフランス・モンペリエ国立管弦楽団と共演以降、クラシック音楽とのコラボレーションを欧州各地で積極的に行ってきたジェフ・ミルズだからこそ生み出せる新たな音楽を、ここ日本で体感できる絶好の機会。1月27日(水)の18時まで公式サイトにて先行チケット申し込みを受け付けており、30日(土)からはチケット一般発売がスタートするのでお見逃しなく。

■公式サイト
http://www.promax.co.jp/bakucla/

– 公演情報 –

タイトル:爆クラ!presents ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団 クラシック体感系 ~時間、音響、そして、宇宙を踊れ!~
開催日:2016年3月21日(月・祝日)
会場:Bunkamura オーチャードホール
料金:S席 6,800円 A席 5,800円(ともに税込)
出演者:DJ ジェフ・ミルズ/指揮 栗田博文/ピアノ 反田恭平/管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団/ナビゲーター・プロデューサー 湯山玲子

演奏予定曲目:
<第1部>
バレエ音楽「ガイーヌ」より レスギンガ/ハチャトゥリアン
4分33秒/ジョン・ケージ
Anger – from untitled 01/坂本龍一
交響詩「ローマの祭」より 主顕祭/レスピーギ
<第2部>
Where Light Ends/ジェフ・ミルズ
Amazon/ジェフ・ミルズ
The Bells/ジェフ・ミルズ
※演奏曲は変更になることもございます