エレクトロニックサウンドを取り入れたソロ名義と並行し、キャリア初期の人気ファンク&ソウル・プロジェクト、クァンティック・ソウル・オーケストラ(The Quantic Soul Orchestra)や、コロンビアに移住し本物のラテングルーブを取り入れ絶賛されたコンボ・バルバロ(The Combo Barbaro)といった生バンド・プロジェクトを手がけ、ラテン、アフリカン、そしてカリビアン・スタイルまで、多岐にわたる15作以上のアルバムをリリースし、現代の音楽界における重要な開拓者の1人として今や世界的人気を誇るクァンティックが、今度はジャズにフォーカスした生バンド・プロジェクトを始動させ、2015年7月22日(水)に日本先行でアルバム『A New Constellation』をリリースする。
音楽に対して、誰よりも貪欲な探究心を持つクァンティックことウィル・ホランド(Will Holland)。2014年初頭にはコロンビアからニューヨークに移住し、スタジオアンサンブルに重きを置いたインストゥルメンタル・ジャズやソウルのレコードに対する熱い思いを再認識したクァンティックは、伝統的なライヴ・レコーディングでの制作方法に敬意を払うと同時に、ロサンゼルスで一緒に仕事をしてきた多くのミュージシャンと再びコラボレートするため、新たな生ライブプロジェクト、ザ・ウェスタン・トランジェント(The Western Transient)を立ち上げた。今回のバンドはとにかくメンバーが豪華かつ超本格派だ。
パーカッション奏者にウィルソン・ヴィヴェロス(Wilson Viveros)とアラン・ライトナー(Alan Lightner)、サックス奏者のシルヴェスター・オニェジアーカ(Sylvester Onyejiaka)、トランペッターにトッド・サイモン(Todd Simon)、エレクトリックピアノ奏者のブランドン・コールマン(Brandon Coleman)、ベーシストのゲイブ・ノエル(Gabe Noel)というクァンティックが心から尊敬するというミュージシャンでバンドを結成。レコーディングにはAMPEX社の16トラックのオープン・リール・テープ・レコーダーを用いるなど、細部にまでこだわって制作されているほか、ブックレットには、本人による作品解説や今作で使用された機材の詳細が含まれるとのこと。また、日本盤のみボーナストラックが2曲追加収録される。
– リリース情報 –
アーティスト:Quantic presents The Western Transient
タイトル:A New Constellation
レーベル:Tru Thoughts / Beat Records
発売日:2015年7月22日(水)
価格:2,200円(税抜)
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