1957年、日本レコード協会(RIAJ)は、「レコードは文化財」として11月3日(文化の日)を「レコードの日」に制定した。現在、国内で唯一のレコードプレス工場を擁する東洋化成が発端となり、この「レコードの日」のために制作された特別なレコードを一斉販売するイベントを11月3日(火)に開催する。
CD化も叶わず、長らく幻の1枚とされていた菊池雅章のビクター・モダン・ジャズ・スクステットのファーストアルバム『マトリックス』(69年)や、石川晶とカウント・バッファーローズの『エレクトラム』(70年)がアナログレコードで再発売決定。このほか、今回のためだけにリリースされる7インチシングルとしてRHYMESTERの「耳ヲ貸スベキ」やSWING-Oの「SWING-O remix works 1」、クラムボン feat. THE BLUE HERBの「あかり from HERE ~NO MUSIC, NO LIFE.~」などがある。また、フジファブリックや安藤優子らが初のアナログレコードを発売するなど、本イベントでしか手に入らないさまざまなアーティストの作品が数多く揃っている。
現在、販売レコード第1弾として発表されているのは計59タイトル。今後も新たな作品が追加発表される。販売店舗は全国のHMV、タワーレコード、ディスクユニオンなど。
http://レコードの日.jp
– イベント情報 –
タイトル:レコードの日
開催日:2015年11月3日(火・祝日)