80年代のアシッドジャズブームを牽引し、現在も、最も影響力のあるDJのひとりとして活躍するジャイルス・ピーターソン。彼による音楽フェスティバル「Worldwide Festival」が今年も7月4日から1週間にわたり開催される。さらに昨年好評を博したジャパン・プロジェクトも実施されることとなった。
「Worldwide Festival」は毎年フランス南部の港町セットで開催され、昨年は10周年を迎えた。現在ではヨーロッパ全土から約3万人が集まる南フランス最大の音楽フェスティバルだ。今年はカマシ・ワシントンやクアンティック、ダイメ・アロセナなどが出演し、すでに通し券はソールドアウトとなるほどの盛況ぶり。
フェスティバルの一環として実施されるジャパン・プロジェクトでは日本から、DJの須永辰緒、松浦俊夫、DAZZLE DRUMS、ビートメイカーのDJ Mitsu the Beats、キーボーディストのKan Sano、タップダンサーの熊谷和徳、ペインティングアーティストのJun Inoueの7組を招聘。砂浜にセットアップされたビーチステージで行われる「昼の部」と、世界で最も美しいシアターのひとつとして愛されるThéâtre de la Merで行われる「夜の部」に分かれ出演する。
ジャイルス・ピーターソンが期待を寄せる日本の音楽家たちが、どのようなパフォーマンスでオーディエンスを魅了するのか期待が高まる。
詳細
タイトル:Freshly Cut presents Gilles Peterson’s Worldwide Festival Sète ‘16 – JAPAN DAY –
開催日:7月6日(水)
会場:
昼の部:JAPAN BEACH/La OLA(201 Prom. du Lido, 34200 Sète)
夜の部:JAPAN STAGE/Théâtre de la Mer
出演者:
昼の部:須永辰緒(Sunaga t Experience), DAZZLE DRUMS, 松浦俊夫, DJ Mitsu the Beats(JAZZY SPORT)
夜の部:Jun Inoue(Live Painting), Kan Sano(Key), 熊谷和徳(Tap)
■Worldwide Festival公式サイト
http://www.worldwidefestival.com/