映画『イージー・ライダー』(1969年)などで知られる、俳優のデニス・ホッパー(2010年に死去)が収集していたというアナログレコードが“売り”に出されている。
この遺品を提供したのは、デニスの娘であるマリン・ホッパー。生前のデニスが所有していた、ビートルズやボブ・ディラン、マイルス・デイヴィス、レナード・コーエンなど、110枚のアナログ盤が放出される。これらのレコードには、さまざまなアーティストの手書きメモやメッセージなども含まれており、未リリースの作品もあるという。110枚の販売価格は150,000ドル(日本円で約1700万円)。ニューヨークを拠点とするセレクトショップModa Operandiが販売窓口となっている。
売り上げの一部は、米ニューメキシコ州の文化・芸術を支援するため、ニューメキシコ・コミュニティ財団(NMCF)と協力して設立された「未来遺産基金」に寄付されるという。