名ギタリスト、グラント・グリーンによる完全未発表のライブ音源『スリック! – ライヴ・アット・オイル・キャン・ハリーズ』と『ファンク・イン・フランス:フロム・パリ・トゥ・アンティーブ(1969-1970)』の2作が5月12日(土)発売となる。
1975年9月のカナダ・バンクーバーでの公演を収めた『スリック! – ライヴ・アット・オイル・キャン・ハリーズ』は、現存するグリーン最後のライブ録音として非常に貴重なもので、グリーン後期の真価が発揮された作品。
また、同公演のキーボードには、カリーム・リギンズの父、エマニュエル・リギンズも参加している。
一方の『ファンク・イン・フランス:フロム・パリ・トゥ・アンティーブ(1969-1970)』は、1969年10月のORTF(フランス放送協会)でのスタジオ録音と、1970年6月に南フランスでおこなわれた「ジャズ・ア・ジュアン」でのライブ音源を収録したもの。
当時のグリーンはジャズからファンクへと移行していた時期。本作では進化の過程にあったグリーンの2つの顔を垣間みることができる内容となっている。
なお国内盤には、両作ともに日本語解説書と英文解説を完全翻訳したブックレットも同梱される。
『スリック! – ライヴ・アット・オイル・キャン・ハリーズ』詳細
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007622970
『ファンク・イン・フランス:フロム・パリ・トゥ・アンティーブ(1969-1970)』詳細
http://diskunion.net/jazz/ct/detail/1007622986