老舗ピアノ・メーカーの「Steinway & Sons(スタインウェイ&サンズ)〈以下スタインウェイ〉」は、自動演奏システムを内蔵したハイレゾリューション・ピアノ「SPIRIO」を5月中旬に発売することを発表した。
スタインウェイ社としては、およそ80年ぶりの「新製品」となる同機。自動演奏はアプリによって制御され、音源リストにはクラシックからジャズ、ポップスまで、全世界1800名以上のスタインウェイ・アーティストのリストから選ばれた名ピアニストの音源を収録。
また、同リストには、ウラディミール・ホロヴィッツやグレン・グールド、ジョージ・ガーシュウィン、デューク・エリントンなど、“不滅の巨匠”による名演も含まれており、音のみならず音源に同期する映像も一部提供されるという。
さらに、SPRIOの購入者には無料でiPadが提供され、アプリを介して定期的にアップデートされる音源を簡単にダウンロード(無料)できるという。
なお、日本での販売予定モデルはB-211(黒色艶出し塗装仕上げ:税別1690万円)とM-170(黒色艶出し塗装仕上げ:税別1320万円)の2種類となる。
「スタインウェイ&サンズ – SPIRIO」サイト
http://www.steinway.co.jp/spirio