組み立て式のブロック玩具で知られるデンマークの玩具メーカーLEGOが、2014年から開始しているクラウドソーシング型のプラットフォーム「LEGO Ideas」。これは一般公募作品に対して賛同者が投票し、1年間で1万票を獲得した作品にはレゴ社が商品化を検討するというもの。昨年11月にはビートルズの世界観を表現した「ザ・ビートルズ・イエロー・サブマリン」が製品化され大きな話題となった。
そんなLEGO Ideasに新たな音楽ネタが。ジャズレーベルとして知られるECMの「レコーディングスタジオ」が投稿され、音楽愛好家の間で注目されている。このセットは「Jazz Studio Session(ECM Records)」というタイトルで、巨大なECMロゴパネルと、パフォーマンスルーム、コントロールルームを備えたスタジオで構成。
スタジオ内にはギターを抱えたパット・メセニーや、レーベル創始者のマンフレート・アイヒャー(と思しき人物)をはじめ、エンジニアやプレーヤーなど、5体のフィギュアによってレコーディング風景が描かれている。あまりにマニアックではあるが、過去にはTOTOやELO、ジャクソン5なども製品化にこぎつけているので、可能性はあるのかもしれない。
■LEGO Ideas
https://ideas.lego.com/projects/164473