イタリアが誇るジャズ・ピアノの詩人エンリコ・ピエラヌンツィが、クロード・ドビュッシー没後100年を記念したトリビュート作『Monsieur Claude – A Travel with Claude Debussy』を4月下旬(海外では3月23日)に発売する。
ビル・エヴァンス以降に登場した最重要ピアニストのひとりに数えられ、ジャズのみならずクラシックを取り入れた表現でも注目を集めるエンリコ。本作でも、原曲を抽出しながらもジャズへと落とし込むエンリコらしいクラシック・アレンジが施されている。
本作には、フランスの俊英プレーヤーであるディエゴ・インベルト(b)とアンドレ・セッカレリ(ds)がメンバーとして参加しており、そのほかにはイタリア人ジャズ・シンガーのシモーナ・セヴェリーニや、フランス人サックス奏者のデヴィッド・エル・マレクがゲストで参加している。
現在、本作制作の舞台裏を収めた約2分のトレーラー映像も公開されている。
アルバム・トレーラー映像