1960年代からと1970年代にかけて一世を風靡した米ファンク・ロック・バンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーン。そのリーダーであるスライ・ストーンの人物像に迫るドキュメンタリー映画の制作が進行中だという。
監督を務めるのは『アイ・アム・ブルース・リー』や『フェイシング・アリ』などのドキュメンタリー作を手がけたデリク・マレー。
現在、公開日やタイトルなどの詳細は発表されていないが、スライに関するさまざまな映像や写真、劇中にスライ楽曲が使用されること、また、ストーン本人へのインタビューも、すでに敢行されたことが明らかになっている。
「ポップ音楽史において、特定のアーティストはイノベーターやアイコン以上の存在」と語るマレー監督は、スライの残した功績について「スライ・ストーンが築いた比類なきアイデアは、今日まで音楽的にも文化的にも万華鏡のごとく後続のさまざまなバンドに影響を与えている」と述べている。