フルート奏者のデイヴ・ヴァレンティンが3月8日、ニューヨークで逝去。64歳だった。ニューヨークの地元メディアが伝えたところによると、2012年に脳卒中で倒れて以降、身体に部分的な麻痺が残り、ニューヨークのリハビリセンターで過ごしていたという。
2006年にラテン・グラミー賞にノミネートされるなど、ラテン・ジャズ界で盛んに活躍するほか、デイブ・グルーシンとラリー・ローゼンによるGRPレコードを最初期から支えたミュージシャンとして、また、クロスオーバー・ジャズを代表するフルート奏者として多くの作品を遺した。