2015年にアメリカで公開されたアメリカ南部のブルース・シーンを追ったドキュメンタリー映画『I Am the Blues』が、5月26日(土)より「K’s cinema」(東京都新宿区)をはじめ、全国の劇場にて順次公開されることが決定した。
ルイジアナ・バイユー、ミシシッピ・デルタ、ノース・ミシシッピ・ヒル・カントリーを中心としたアメリカ南部を舞台にした同作は、南部出身の大御所ブルースマンたちを追いながら、ブルースの精神、その栄光と衰退、未来への希望を描いた作品。
監督を務めたのはカナダ出身のダニエル・クロス。劇中には巨匠ボビー・ラッシュをはじめ、バーバラ・リン、リトル・フレディー・キング、ヘンリー・グレイなど多くのブルース・ミュージシャンが出演する。
「現存するブルースマンで一番の年寄りは私だろう」と語るボビー・ラッシュは、以前おこなわれた米ビルボード誌のインタビューで本作への想いを以下のように語っている。
「この映画が長く続いてほしいし『ブルースをやっている人間がまだいる』ってことを人々に伝えたい。こんな映画はほかにないよ。レイ・チャールズやB.B.キングにインタビューはもうできないし、これが最後の映画になるだろう」
『I Am The Blues』公式サイト
http://www.curiouscope.jp/Iamtheblues/