エレクトロニック・ミュージック専門の英音楽メディア「Resident Advisor (レジデント・アドバイザー)」が、ダンス・ミュージックとパンクとの関連性を探る7分超のショート・ドキュメンタリーを公開した。
ディスコ、ハウス、レゲエ、ヒップホップなど、さまざまな音楽ジャンルから多大な影響を受けている現代のダンス・ミュージック。こうした系譜にパンクはどう関係しているのか? というテーマで制作された同ドキュメンタリーでは、パンクとダンス・ミュージックの間にある知られざるリンクを考察。
70年代中期に一大ムーブメントを巻き起こしたパンクが、シンセサイザーの登場によりポストパンクやシンセポップへと発展。デペッシュ・モードやニュー・オーダーなどの後続アーティストを輩出し、初期のテクノやハウス、レイヴ・カルチャーへと繋がっていく。こうした音楽面のみならず、本編では、ダンス・ミュージックがパンクの精神から受け継いだ“哲学的”な影響にも焦点を当てている。
『How punk shaped electronic music』