米シカゴ出身のピアニスト、ラムゼイ・ルイスが、自身のSNSで音楽界からの引退を表明した。
声明は米現地時間4月19日に公表。健康面などに問題は無いと語るラムゼイだが、「今がその時」とし、83歳となった今「移動が前に比べて困難になってしまった」と語っている。
10代から音楽界へと飛び込んだラムゼイは、1960年代に発表したアルバム『ジ・イン・クラウド』で100万枚以上のセールスを記録。70年代にはアース・ウインド & ファイアーのモーリス・ホワイトとともに制作したアルバム『Sun Goddess(邦題;太陽の女神)』がUSビルボード・チャートの1位を獲得するなど、多くの功績を残してきた。
ラムゼイ最後の公演は9月に彼のホームタウンであるシカゴにて開催される「シカゴ・ジャズ・フェスティバル」となっており、「これまでの感謝をすべて込めたパフォーマンスを披露する」とのこと。
ラムゼイによるツイート
(This is a longer-than-usual post, but I hope you will understand why)
Although many of you may know about my retirement because of the Chicago Jazz Festival announcement earlier this week, I wanted to take… https://t.co/6otShsbQMq
— Ramsey Lewis (@RamseyLewis) 2018年4月19日