ロバート・グラスパーとテラス・マーティンを中心に結成された話題の新バンド「R+R=NOW」が、6月15日(金)にデビュー・アルバム『Collagically Speaking』をブルーノートからリリースすることが明らかになった。
昨年結成が発表されて以来、今後の動向が注目されていた同バンド。メンバーにはグラスパーとテラスのほか、クリスチャン・スコット(tp)、デリック・ホッジ(b)、ジャスティン・タイソン(ds)、テイラー・マクファーリン(syn/beatbox)など、米新世代ジャズ・シーンを牽引するプレーヤーたちが集結。
全11曲で構成された同作には、ジャズをはじめ、ネオソウル、エレクトロニカ、フューチャー・ファンク、ヒップホップ、アヴァンギャルドなど、さまざまなスタイルの楽曲を収録。現在リード・シングル「Change Of Tone」も公開されている。
収録曲はすべてファースト・テイクで録音されており、その理由をグラスパーは「ファースト・テイクは一番素直な音が録れるから好きなんだ。エクストラ・テイクは録らないし、準備ができるまでは、飲んだりバスケを観たりしているよ」と説明。
なお、R+R=NOWは、8月29日(水)と30日(木)にはビルボードライブ大阪(大阪府大阪市)で、8月31日(金)から3日間にわたって東京・渋谷で開催されるジャズ・フェスティバル「第17回 東京JAZZ」への出演も決定している。
「Change Of Tone」音源