御年82歳の巨匠ウェイン・ショーターが、ジョン・バティステの番組『Batiste Sessions』のインタビューで「80代になった自身のプレイとマイルス・デイビスから学んだこと」などを語った。
インタビューの中でウェインは、比較的遅かった自身の音楽キャリアのスタートを語ったほか、80歳を超えた今なお、作曲や演奏を続ける音楽への飽くなき好奇心について「まったく衰えない。これはある意味ミッションだと思っているよ。秘訣は『なぜ』を知ること。私は82歳になるけど、なぜ今あるものが私の下にあるのか、知っていこうと思っているよ」と語っている。
また、長年にわたって自身の演奏が変化していったことについて、こう語っている。
「学んだことや培ったものを、投げ捨てることを意識している。マイルス・デイビスだけがこう言ったんだ。『ウェイン、演奏の仕方がわからない(初心者の)ようなプレイをしたい。そう思ったことはあるかい?』とね」
『Batiste Sessions』のインタビュー