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ソニー・ロリンズのコレクションがニューヨークの公共図書館に

今年で86歳のサックス奏者ソニー・ロリンズの、これまでに残した膨大な著作物や録音物が、ニューヨーク公共図書館の「ショーンバーグ黒人文化研究センター」に寄贈されることが明らかになった。

収蔵物を並べると150フィート(約46メートル)以上にのぼり、彼の妻やマネージャーに宛てた手紙や手書きのエッセイ、ノート、図版、詳細な注釈付のリハーサルのテープ、宣伝用の写真やオフ・ショット、さらに歴史的重要物としてロリンズが初期に使用していたテナー・サックスが寄贈されるという。

前週の電話インタビューでロリンズは「まるで故郷に帰ったような気分だ」と話しており、「これらのコレクションが大学に送られれば、地下室に置かれて誰の目にも止まらなかっただろう。だから今回のことはとても嬉しいことだよ。これまで私が教えられてきたことを学者や学生をはじめ、見たい人なら誰でも利用できるわけだからね」と語っている。

なお、同センターはニューヨーク・ハーレム地区の135番通り近くのマルコムX通りに位置しており、1930年にロリンズが生まれた家から数ブロック離れた場所だという。

詳細はこちら
http://www.npr.org/2017/05/30/530745682/saxophonist-sonny-rollins-on-his-colossal-archive

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