日本酒の界隈で話題の「ペアリング」をわかりやすく解説した本が発売に。「ペアリング」とは、ワインの「マリアージュ」に近い概念で、お酒と料理の良好なマッチングを指す言葉。
本書では、まず「香りの強弱」と「味の濃淡」を基軸にしつつ、日本酒を4タイプに分類。それぞれのタイプ別に料理との組み合わせ(ペアリング)を提案する。ある酒が4タイプのどれに当てはまるかは、米の磨き具合や麹菌の種類、造り方などから予測できることもわかりやすく紹介。ただし、あくまでも実際に味わうティスティングが大事だとしている。ペアリングの「法則」を知ることで、さまざまな応用が利くようになるのも本書の大きな特徴である。