米ワシントンD.C.のアメリカ議会図書館は、1968年から2014年の間に収蔵された書籍、音楽、原稿、地図、画像など2500万件分のオープン・データ・セットを無料配布することを発表した。
これらのデータは、これまで同図書館の有料会員にのみ公開されていた。今回の無料配布を開始した意図について代表のカーラ・ヘイデン女史は「アメリカ議会図書館は知識の象徴です。物理的にだけでなくデジタルでも、誰にでもドアは開かれていることを知って欲しかったのです」と説明している。
また、「カタログに載った貴重なデータが解放されたことは大きな躍進です。人々がこれらの情報をどのように利用していくのか楽しみです」とコメントしている。
なお、同データはアメリカ議会図書館のホームページ内の「MARC Distribution Services(data set)」からダウンロード可能となっている。
ダウンロードはこちらから
http://www.loc.gov/cds/products/marcDist.php