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ジェリ・アレン逝去

ジャズ・ピアニストで作曲家のジェリ・アレンが現地時間6月27日に米フィラデルフィアの病院で亡くなった。享年60歳。彼女が晩年教鞭をふるっていたピッツバーグ大学の発表によれば、死因は癌だったという。

1957年に米ミシガン州デトロイトで生まれたジェリは、7歳でピアノをはじめ、ピッツバーグ大学で民族音楽の修士号を取得後、ニューヨークでプロ活動を開始。ジャズの伝統を追求するだけでなく個性的で折衷的な音楽アプローチで知られていた。また、35年のキャリアの中で20枚以上のアルバムを発表し、ジャズにおける女性ミュージシャンの地位を向上させることにも大きく貢献した。

ピッツバーグ大学の公式サイトの彼女への追悼コメントは以下のように掲載している。

「彼女と一緒に過ごした時間はあまりに短かったですが、教員、スタッフ、生徒とともに素晴らしいジャズ・スタディ・プログラムを残してくれました。学生への指導に加え、音楽学部への多大な奉仕、キャンパス内での多様な取り組み、慈善活動、奉仕プログラム、資料と記録の発展、校外コラボレーションなどに貢献してくれました。私たちの悲しみや慰安の気持ちは、きっと彼女届いているでしょう」

ピッツバーグ大学の訃報の知らせはこちらから
http://www.music.pitt.edu/blog/memoriam-geri-allen170628

ピッツバーグ大学での彼女の教育プログラム映像はこちらから

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