『ジャズより他に神はなし』『ジャズ宣言』『チャーリー・パーカーの芸術』などのジャズ評論でも知られる批評家・平岡正明の思想を読み解く書籍『平岡正明論』が5月30日(水)に発売。
ジャズ評論のほか、政治思想、第三世界革命、中国人俘虜(捕虜)問題、歌謡曲、映画、極真空手、落語など、数多くのテーマに空前絶後のスケールで取り組んだ批評家・平岡正明。
本書では、その生涯と著作をたどる「本章三十六段」、120冊以上にのぼる全著作から厳選した「著作案内三十六冊」、すぐに使えるパンチラインを集めた「マチャアキズム・テーゼ三十六発」などの108項目で構成。
つねに世界規模、100年規模のスケールで「民衆の力」という大きな物語に全身で取り組んできた平岡の思想を紐解く一冊となっている。