ソニー・ミュージック・エンタテインメントは2018年3月を目処に、同社の静岡県工場にてアナログレコードの自社生産を29年ぶりに再開する旨を発表した。
80年代に音楽媒体の主流がレコードからCDに移行したことを受け、同社は89年に自社生産を終了。しかし近年、欧米諸国をはじめ若年層の間で再びアナログレコードの人気が加熱。これを受け、同社は今後の需要拡大を予想し、今回の生産再開を決定したという。
なお、具体的な販売タイトルは未定だが、同社広報部は「おそらく当初はSMEに所属するアーティストのものがメインになるが、いずれは外部レーベルからの受注生産も予定している」とコメントしている。