投稿日 : 2017.07.11 更新日 : 2018.06.13
スイスのテクノ・カルチャーがユネスコ無形文化遺産に
7月2日から7月12日にわたって行なわれている「第41回世界遺産委員会」で、スイス最大の都市チューリッヒのテクノ・カルチャーがユネスコ無形文化遺産として認定された。
同市では1992年から街中がダンスフロアと化す「ストリート・パレード」と呼ばれるイベントが毎年開催されており、これを目的に世界中から多くの人々が集まる。
今回スイスは新たに35の無形文化遺産が認定されたが、こうした背景を受け、テクノ・カルチャーはそのひとつに選ばれたと、バーセル大学の文化研究教授のウォルター・ライムグルーバー氏は『Limmattaler Zeitung』誌のインタビューで語っている。
「チューリッヒにおけるテクノ文化は、ストリート・パレードや独特のシーンとともに発展し、街に若さと開放感、快楽的な評判を国際的にもたらした」