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クインシーがマイケル・ジャクソン財団と高等裁で対決

マイケル・ジャクソンとともに多くの名作を生み出してきた巨匠クインシー・ジョーンズ。2013年から続く、著作権使用料をめぐるマイケル・ジャクソン財団(以下MJ財団)との訴訟が、米カリフォルニア州「ロサンゼルス高等裁判所」で争われることになった。

同件は、マイケル・ジャクソンの死後にリリースされた映画『THIS IS IT』やそのサウンドトラック、アルバム『BAD』の25周年記念盤、シルク・ドゥ・ソレイユによるショー、これらの楽曲使用が契約違反だとし、2013年にクインシーがMJ財団やソニー・ミュージックエンタテインメント、エピック・レコードを相手に1000万ドル(約11億円)の損害賠償を求めたもの。

米『Variety reports』誌のレポートによれば、すでに4年近くの歳月が経過した現在、賠償請求額は3000万ドル(約33億円)まで跳ね上がっているという。

クインシー側の弁護士マイク・マックール氏は、「妥当なライセンス料が支払われていない」とし「映画『THIS IS IT』でMJ財団は総額5億ドル(約560億円)のうち9000万ドル(約100億円)を得たにも関わらず、クインシーには45万5千ドル(約5000万円)しか支払われていない」と主張。

一方で、MJ財団側は「クインシー側はマイケルの死後も十分な報酬を得ているはず」と主張している。

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