今年春に米ニューヨークのリンカーン・センター「The Appel Room」で行なわれた米ギタリスト、ジョン・スコフィールドの約1時間におよぶ公演が、米放送局「npr」の番組「Jazz Night In America」で公開。現在、同サイト上でライブ全編の視聴が可能となっている。
『Quiet And Loud Jazz』と題された同公演では、スコフィールドの88年作品『ラウド・ジャズ』と96年作品『クワイエット』をフィーチャーした2部構成で行なわれ、『ラウド・ジャズ』のメンバー、ゲイリー・グレインジャー(b)、デニス・チェンバース(ds)や、『クワイエット』に参加したウェイン・ショーターの代わりにスコフィールドの盟友ジョー・ラバーノがサックスで出演している。
同公演の第1部に出演したジム・ビアード(key)はスコフィールドの演奏について「他の有名ジャズ・ミュージシャンは10年ごとにスタイルが変わったりするけど、彼の音は30年前(録音当時)と変わらないんだ。強烈な個性によるもので、それは本当に凄いことだよ」と語っている。
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