5月24日に自身4作目となるアルバム『フォーリング・フォワード』をリリースした米ドラマーのユリシス・オーエンス・ジュニアが、制作の裏側を公開。
オーエンスとベテラン・ベーシストのリューベン・ロジャース、ヴィブラフォン奏者のジョエル・ロスの3人で構成された同作は、「21歳の天才ヴィブラフォン奏者」として話題を集めているジョエル・ロスをフィーチャーした作品にもなっている。
同映像の中でジョエルは、オーエンスの仕事ぶりに「たくさんのインスピレーションをもらった」と語っており、また「トリオとしての自由はヴィブラフォンを弦楽器のように演奏できること」と自身の演奏についても述べている。
また、オーエンスは本作への想いを「課題は凄い音楽を作ること。ジャズの初心者にもジャズ愛好家にも届く作品を作りたかったんだ」と語っている。
なお、同トリオは同作リリースを記念して8月9日に米ニューヨークのリンカーン・センターでパフォーマンスを行なう予定となっている。