北海道・札幌市内を舞台に、同市が毎年同時期に開催する2つの音楽祭が7月よりスタート。7月7日(土)から8月1日(水)にかけて「パシフィック・ミュージック・フェスティバル2018」(以下、PMF2018)が、また、7月14日(土)から22日(日)にかけて「サッポロ・シティ・ジャズ 2018」が開催される。
今年で29回目となるPMF2018は、世界的指揮者/作曲家のレナード・バーンスタイン(1918〜1990)がロンドン交響楽団とともに札幌で創設した国際教育音楽祭で、「タングルウッド音楽祭」などとともに、世界三大教育音楽祭のひとつとされている。
会場は札幌コンサートホールkitaraと札幌芸術の森。また、今年はバーンスタインの生誕100周年にあたる年となっており、同イベントすべてのプログラムでバーンスタイン作品を取り上げるという。
一方の「サッポロ・シティ・ジャズ 2018」は、都市型ジャズフェスティバルとして2007年度よりスタート。プロ・アマ合わせ400組以上が出演し、来場者が延べ15万人を越える国内最大級のジャズ・フェスティバルとして知られている。
本年度に限り、同フェスは7月と12月の2シーズンに分けて開催。夏シーズンの会場は札幌駅前通、札幌芸術の森、札幌市教育文化会館など。冬シーズンは、これまでの会場「大通公園2丁目」から場所を移し、今秋オープンする「札幌市民交流プラザ」にて開催されるという。
PMF2018
https://www.pmf.or.jp/
サッポロ・シティ・ジャズ2018
http://sapporocityjazz.jp/