米ジャズ・アット・リンカーン・センターが主催するレーベル「Blue Engine Records」は、ニューヨークの「フレデリック・P・ローズ・ホール」で行なわれたジャズ・ピアノ100年の歴史を一夜に収めたライブ・レコーディング・アルバム『Handful of Keys』を9月15日にリリースする。
収録曲はマッコイ・タイナーの「Four by Five」やビル・エヴァンスの「Very Early」、オスカー・ピーターソンの「Hymn to Freedom」など全8曲。
参加アーティストはベテランから期待の新星までさまざまで、ディック・ハイマン、ダン・ニマー、ウィントン・マルサリスなどをはじめ、最年少でグラミー賞の2つの部門にノミネートされ、ハービー・ハンコックやウィントン・マルサリスも絶賛する14歳の神童、ジョーイ・アレクサンダーも参加。
ジャズ・アット・リンカーン・センターのマネージメントを務めるウィントン・マルサリスは「このコンサートは我々が取り組んでいる変化へのデモンストレーションであり、世代同士の分離化に反対する信念なんだ」とコメント。
現在、先行シングル「The Strawberry」の映像と音源が配信されており、ジャズ・アット・リンカーン・センターのオフィシャル・サイトでは、アルバムのプレオーダーも開始されている。