ロックの殿堂入りも果たしたアイルランドの伝説的シンガー・ソングライター、ヴァン・モリソン（72）が、自身37作目となるアルバム『ローリング・ウィズ・ザ・パンチズ』を９月22日に発売する。
本作はモリソンのオリジナル曲に加え、ボ・ディドリー、モーズ・アリソン、シスター・ロゼッタ・サープなどのR&Bクラシックのカバーを含む全15曲を収録。現在収録曲の「Transformation」のライブ映像も公開されている。
モリソンのオフィシャル・サイトでは、本作に合わせて発表された声明が出されており、その中で自身とブルースについて以下のように語っている。
「初期の頃、ブルースを学んだ。それは分析ではなく、ただ演奏したんだ。これまでも私は自分がしてきたことを分析したことはなく、ただ行動していたんだ。音楽とはそういうものだし、ブルースはそういう姿勢から生まれるものだ。私はジョン・リー・フッカーやジミー・ウィザースプーン、リトル・ウォルターなどの本物たちと出会えて本当に幸運だった。彼らと行動をともにして彼のやっていたことを吸収したんだ。彼らにエゴなんてものはなくて、多くのことを私に教えてくれた」
「Transformation」のライブ映像はこちらから
