第38回グラミー賞「最優秀レコード賞」をはじめ3部門を受賞した英シンガーのシールが、ジャズ・スタンダード・ボーカル集『スタンダーズ』を11月10日にリリースする。
同作は、シールが兼ねてより思案していたフランク・シナトラやエラ・フィッツジェラルド、ニーナ・シモンなど「時代を超えて愛されるアーティストや楽曲をトリビュートしたい」という想いから実現した作品で、米ロサンゼルス「キャピトル・スタジオ」で伝説的なセッション・ミュージシャンやオーケストラとともにレコーディングされた。
先日イギリスで行われたプレス・パフォーマンスで、シールは同作への想いをコメント。
「このアルバムは以前から作りたかったんだ。子供の頃ラット・パック(フランク・シナトラが率いたグループ)などを聴いて育っていたから、こうした時代を超える楽曲をレコーディングすることが生涯の夢だったんだ。シナトラと共演したアーティストや僕の大好きなアーティストたちとコラボレーションできることを本当に光栄に思っているよ。魔法のような作品が生まれたスタジオと同じ場所で制作できるなんて、僕のキャリアの中でも最高の出来事だよ」
『スタンダーズ』の詳細はこちらから
http://www.universal-music.co.jp/seal/products/uccu-1561/