ジャズ史における最重要ピアニストのひとりに数えられながら、その生涯は謎と伝説の多いセロニアス・モンク。そんなモンクの生涯を描いたノンフィクション本『セロニアス・モンク 独創のジャズ物語』が9月27日に発売となった。
本書は、UCLA米国史教授である著者ロビン・ケリーが14年の歳月を費やしてモンクの足跡を追い、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、バド・パウエルらとともに過ごした日々や、彼の歩んだ波乱万丈の人生と真実に迫る内容となっている。モンクの生誕100年となる2017年、記念すべき日本語版刊行となった。