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人種差別解説アニメにザ・ルーツ登場

米テレビ局「ABC」の人気テレビ番組『Black-ish』の新シリーズ初回放送にザ・ルーツがアニメーションで登場。テレビ番組『Schoolhouse Rock』の楽曲「I’m Just a Bill」を模した楽曲「I’m Just a Slave」が同番組内で放送された。

人種差別問題をコミカルに描くことで知られる『Black-ish』だが、今回放送されたエピソードでは、1865年6月19日に南部の奴隷制度終焉を祝った「Juneteenth」の重要性を同曲とともにユーモラスに伝えている。

アニメーションでは「1863年に奴隷解放宣言が出されたのに、なぜ1865年まで自由にならなかったの?」と尋ねる少年に、ザ・ルーツが扮する大人たちが「南北戦争の終焉に2年かかったからさ」「だけどテキサスの地主は収穫のためにさらに2ヶ月伸ばしたんだ」「1865年6月19日に軍艦がやってきて私たちが自由であることを発表した。だからこの日を祝うんだよ」などと教える内容となっている。

また、同曲の歌詞の一部は以下のようになっている。

「俺はただの三角貿易の商品さ。少しくらい怖がっても許してくれよ。ポルトガル人、スペイン人、オランダ人、イギリス人は植民の鎖で俺を繋ぐ。誰か彼らを冷静に説得する術を教えてくれよ」

映像はこちらから

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