投稿日 : 2017.10.16 更新日 : 2018.06.12
鹿児島市最後のジャズ喫茶救済計画が進行中
地域の再開発のため9月29日に閉店を余儀なくされた鹿児島市のジャズ喫茶「門」。創業約40年におよぶ同店には、店主が所有する約4000枚のレコードと大型スピーカーを有したサウンドシステムがあり、市内の本格的なジャズ喫茶としては唯一の店舗。ファン達はそんな「門」の財産を残すべく、現在ネット募金を募り同店の移設を計画している。
同プロジェクトは、鹿児島出身の音楽プロデューサー坂口修一郎氏が中心となって活動する音楽コミュニティ「GOOD NEIGHBORS MUSIC VENDOR」主導のもと勧められ、高齢のため移転継続が困難になった店主から、サウンドシステムとライブラリーを譲り受け、鹿児島市内のコーヒーショップ「コーヒーイノベート」に移設するというもの。
ファンディング・サイトでは同プロジェクトの目的を「古いものをただ保存するということではなく、この貴重な文化的資産を街の未来に向けて発展的に開放していこうというもの」と綴っている。
期限は10月16日23時59分。目標金額は250万円で、募金は現在約175万円まで集まっている。募金については以下のサイトから「1000円」「3000円」「5000円」「8000円」「10000円」のいずれかを選んで寄付することができる。