1959年から1961年の間ステージを離れたソニー・ロリンズが個人練習を行っていた米ニューヨークの「ウィリアムズバーグ橋」。現在この橋の名前を「ソニー・ロリンズ橋」に改名するプロジェクトが進められ、ニューヨーク市の審議会に提出されたことが分かった。
ウィリアムズバーグ橋はニューヨーク市のイースト川に架かるマンハッタンとブルックリンを繋ぐ橋で、ブルックリン橋などと並び観光客も訪れる名所としても知られる。1959年当時、人気絶頂にあったロリンズは、自らの演奏を見つめ直すため一時的にシーンから身を退き、この橋でひとり研鑽を重ねていた。
同プロジェクトのスポンサーであり審議会のメンバーであるステファン・レビン氏は、「ニューヨークには政治家を象徴するモニュメントはあっても文化を象徴するものはありません。ソニー・ロリンズとウィリアムズバーグ橋の物語は紛れもなくニューヨーク文化を象徴するものです」と語る。
同プロジェクトについてのショート・ドキュメント映像はこちらから
同プロジェクトのウェブサイトはこちらから
http://sonnyrollinsbridge.net/