盗難被害に遭っていた故ジョン・レノンの遺品100点以上がドイツの首都ベルリンで発見されたことが米AP通信によって報じられた。
盗難品には日記3点や手書きの楽譜、シガレット・ケース、ジョンのトレードマークである丸メガネ2点などが含まれており、日記にはジョンが射殺された当日の日付が本人の手で書き込まれていたという。
これらは2006年にジョンの妻オノ・ヨーコの運転手を務めていたトルコ人の男によって盗まれたもので、ベルリン捜査当局は20日、遺品を競売会社に持ち込んだトルコ系ドイツ人の男を詐欺と盗品の容疑で逮捕。もうひとりの容疑者はトルコにいるとみられており、現在捜査中だという。
なお、当局はニューヨークでオノ・ヨーコから事情を聴き、これらが本物であることを確認したと発表している。