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【あの人が選ぶ“2018上半期”ベストディスク】真鍋大度

PROFILE●真鍋大度(株式会社ライゾマティクス取締役/ライゾマティクスリサーチ ディレクター)
東京を拠点としたアーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。
2006年Rhizomatiks 設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素氏と共同主宰。
DJのキャリアは20年以上。日本ではFlying Lotus、Squarepusher、Underworld、Alva Notoをはじめとした海外アーティストのライブにフロントアクトとして出演し、Hiphop, IDMからJuke, Halftime, Trap, Kwaitoまで幅広く選曲。世界中の音楽フェスティバルからも数多く招聘されている。
野田洋次郎のソロプロジェクトillionではパフォーマンス用音源の編曲、システム開発、映像制作、オペレーションを担当し北京、上海で行われたstrawberry festivalに出演した。​
https://rhizomatiks.com/

真鍋大度が選んだ3枚

Okzharp & Manthe Ribane「Dun」(『Closer Apart』より)

GQOM, KWAITOをUKフレーバー強めに洗練させたトラック。音数も少なめ。クラブで映える。”Dear Ribone”のMVも良かったのでMVにも期待。

 

krakaur『”’』 

アーティスト/ブルックリン在住トラックメイカー。本人と仕事もしたことがあるのたが、当時 “あなたの音楽を定義するとしたら何?” と聞いてみたら “Experimental Hiphop” と答えてくれた。メロウで美しい曲やリズムの複雑なビートも得意で、さらに音響的な要素も強く、juke/footwork的な低音の使い方もありコンテキストがわかるとさらに楽しむことができる。

 

KUTMAH『TROBBB!』

LAのビートシーンを支えるDJとしてFlying Lotus やNosaj Thingなどのビートメイカーからの信頼も絶大なKatmah。アルバムを出す出すと言って全然出さないことでも定評があったのだが、20年かけてついに出したファーストアルバム。Nosaj ThingとLAを車移動している時にKatmahのmixcloudや彼のラジオを聴く機会が多い。juke, trap以降のLAのビートを楽しみたい人に。

お知らせ

2018年9月、東京でRhizomatiks Research x ELEVENPLAYの公演「discrete figures」が、また同公演コラボレーターのアーティスト、カイル・マクドナルドのトークイベントが行われる予定。イベントの詳細は7月中旬に発表される。

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