昨年11月にワールドプレミア上映された日本とキューバの合作音楽ドキュメンタリー映画『Cu-Bop across the border』が、大阪・東京の2都市で劇場公開されることが決定した。
2015年に公開された映画『Cu-Bop』の第2章となる本作。昨年11月には「Montreux Jazz Festival Japan 2017」にてワールドプレミア上映され、今年3月にはシネマート新宿(東京都新宿区)でも上映されている。
本作の監督を務めたのは、20年以上キューバに通い続けてきた写真家/ライターの高橋慎一。セサル・ロペス、アクセル・トスカ、ロランド・ルナなどのキューバ人ミュージシャンたちの音楽やインタビューを交えながら、キューバと米国を取り巻く政治状況や「米国発のジャズが何故“敵国”キューバで盛んなのか」といった両国の特殊な文化的背景に迫っていく。
また、本作の公式ガイドブックも発売されており、アーティストたちのインタビューやキューバの街並みを収めた写真、高橋監督が新たに制作・編集を手がけた未公開の中編映画『Cu-Bop番外編』DVD(約31分)も同梱されるという。
公開は6月30日(土)から7月4日(水)にかけてのシネマート心斎橋(大阪市中央区)での上映を皮切りに、7月7日(土)から7月13日(金)にかけて下北沢トリウッド(東京都世田谷区)での上映を予定している。
シネマート心斎橋(大阪)
http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/lineup/20180622_15118.html
下北沢トリウッド(東京)
http://tollywood.jp/next.html
本編トレーラー