投稿日 : 2018.06.28
キース・ヘリングが遺した12m超の巨大壁画がアムステルダムで公開
1990年にこの世を去った米ストリート・アーティスト、キース・ヘリングが残した12メートル超の巨大壁画がオランダ・アムステルダムで公開された。
1986年にアムステルダム市立美術館での展覧会のために同市を訪れていたヘリング。今回公開された壁画はそのときに制作されたものだが、完成から数年後、同美術館は気候の変化などからこの壁画を守るために外壁を設置。その後30年以上にわたり非公開となっていた。
今回のプロジェクトに尽力したのはグラフィティ・アーティストのMick La Rock。4年前に同壁画をフィーチャーした写真を発見し、以来この壁画を公開するためのキャンペーンを主導していたという(外壁撤去の様子はMick La Rockのインスタグラムで公開されている)。
また、同壁画は2019年夏に英国の近代美術館「テート・リバプール」で開催されるキース・ヘリングの展覧会でも公開を予定している。
外壁撤去の様子