1971年に発売されたマイルス・デイビスのアルバム『ビッチェズ・ブリュー』の4chミックス盤が、47年の時を経て初のSACD化。8月8日(水)に発売となる。
“エレクトリック・マイルスの金字塔”と称され、初のゴールド・ディスクを獲得した同作は、ウッドストック・フェスティバルが終わった翌日(1969年8月)に録音。
参加メンバーには、ウェイン・ショーター、ジョー・ザビヌル、チック・コリア、ジョン・マクラフリン、ジャック・ディジョネットといった精鋭たちが名を連ねている。
日本独自企画となる今回のSACD化。4chミックスのクアドラフォニック盤のほか、2chミックスのステレオ盤も同じく発売を予定しており、いずれもオリジナルのアナログ・マスターから最新リマスタリング処理が施されている。
また、アートワークには1972年発売の日本盤クアドラフォニックLPに使用されたものを復刻。そのほか野口久光氏による1970年発売時のオリジナル・ライナーノーツの復刻や、原雅明氏によるクアドラフォニック・ミックス復活の解説なども同梱されるという。