デヴィッド・ボウイが1963年(当時16歳)に制作した“初めてのデモテープ”が発見された。
発見したのは、同デモの共同制作者でボウイの初めてのバンド「The Konrads」のドラマーを務めたデヴィッド・ハドフィールド。引越しの最中に古いパン籠の中から同バンドの写真や手紙とともに発見したという。
ハドフィールドは「これは55年前にデヴィッド・ジョーンズ(ボウイの本名)が初めて録音したもので、デッカ(Decca)のオーディションを受けるために作ったんだ。デヴィッドがリードを務めたものではこれより古いものは存在しないと思うよ」と語っている。
さらに「当初、僕らはデッカに落とされたんだけど、結局オーディションを受けさせてくれてね。ボーカルをロジャー・フェリスが務めてボウイがバックで歌ったんだ」と語っている。
なお同デモは、英ニュートン=ル=ウィローズの「オメガ・オークション(Omega Auctions)」にて9月に出品される予定。
オメガ・オークション・サイト
http://www.omegaauctions.co.uk/news-media/news/bowies-first-ever-recording-up-for-auction/