“ジャズ100周年”を迎えた昨年、日本で復活した伝説のジャズ・イベント『ジャズ・アット・ザ・フィルハーモニック』(以下、JATP)が、10月31日(水)に「日本橋三井ホール」(東京都中央区)にて今年も開催される。
JATPは、1944年にノーマン・グランツ(のちのヴァーヴ・レコード創設者)がスタートさせたジャズの一大興行。ナット・キング・コール、エラ・フィッツジェラルド、オスカー・ピーターソン、スタン・ゲッツなどの人気アーティストを出演させ成功を収めた。
なおノーマンは、同フェスのライブ録音「JATPシリーズ」のヒットを受けレーベル業に着手。エラ・フィッツジェラルドとの契約を機にヴァーヴ・レーベルを設立した。
今年のラインナップは、デビュー30周年を迎えたヴォーカリスト佐藤竹善と三味線プレイヤー上妻宏光によるデュオ、8月22日(水)に最新アルバムをリリースする桑原あい ザ・プロジェクト、今年10月にソロ名義でのメジャー・デビューを控える高岩遼の3組が出演する。