高田みどり、定成庸司、荒瀬順子らによるパーカッション・アンサンブル「ムクワジュ・アンサンブル」の1981年の作品『ムクワジュ・ファースト』が、11月9日(金)に英レーベル「WRWTFWW Records」より英国で初めてアナログ音源としてリリースされる。
本作は、作編曲/プロデュースを久石譲が手がけたことでも知られるムクワジュ・アンサンブルの初作で、マリンバ、シンセ、パーカッションを中心に構成された作品。
WRWTFWWでは、今年6月にも同アンサンブルのアルバム『樹・モーション KI-Motion』(1981年)や、高田みどりの作品『鏡の向こう側』(1983年)など、日本の70~80年代諸作をアナログ盤で再発している。
今回の『ムクワジュ・ファースト』についてWRWTFWWは、「6曲からなるカラフルなパーカッションは、初期のテクノ、実験的なシンセ・ポップ、シネマティックなアンビエントを彷彿とさせる、信じられないほど繊細な空間を生み出している」とコメントしている。