ローランドの電子ドラム「TD-1KPX2」と同社ヴィンテージ・シンセを再現した「Roland Boutiqueシリーズ」が「2018年度グッドデザイン賞」を受賞した。
1957年から続く「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会の主宰のもと、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなどに贈られるデザイン賞。
今回受賞した電子ドラム「TD-1KPX2」は、折りたたみが可能な電子ドラムで、「Roland Boutiqueシリーズ」は、「TR-808」や「TB-303」などの名機をコンパクト・サイズで再現した最新機種。
また両シリーズは「私の選んだ一品 2018年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」にも選出されている。
評価のコメントは以下の通り。
・TD-1KPX2
「専用設計により、コンパクトに折りたためる性能を洗練させながらも、ドラムとしての演奏性も妥協していない。演奏をしていない時のコンパクトさが、自宅からライブまで多様なスタイルを可能にし、音楽を楽しめる人を増やせる点に評価が集まった」
・Roland Boutiqueシリーズ
「デジタルが主流の製品カテゴリにおいて、あえてアナログ感覚にこだわったシンセサイザー。デジタルでは表現しきれないヴィンテージシンセサイザーの味わいを、現代の技術も取り込みながら、使用性を損なうことなくコンパクトなサイズで再現している。コレクション欲をくすぐる、シリーズとして統一感のあるデザインを採用している」