女性ジャズ・プレーヤーにフォーカスした展覧会『Women in Jazz: A Celebration of the Past Present and Future』が、10月16日から12月31日にかけて英ロンドンの「バービカン図書館」にて開催されている。
バービカン図書館でのジャズ・アーカイヴ展は今回で3回目。同展では、バービカン図書館に所蔵されている女性ジャズ・プレーヤーたちの写真やポスター、出版物、映像、記念品などが展示されている。
「およそ100年におよぶイギリスのジャズ史の中で、女性プレーヤーの活躍は確実に増えています」と語るのは英「National Jazz Archive」代表のポール・カウフマン氏。同氏は、声明で以下のようにコメントしている。
「エラ・フィッツジェラルドやビリー・ホリデイなどのジャズ・シンガーはお馴染みですが、多くの女性インストルメンタリスト(楽器奏者)は無視され続けてきました。彼女たちは再発見されるべきです」
「この展覧会では、エスペランサ・スポルディング、バライーダ・スノー(1956年没)、キャシー・ストバート(2014年没)、デアーダー・カートライトなど、特定の女性インストルメンタリスト(楽器奏者)たちに焦点を当ています」
『Women in Jazz: A Celebration of the Past Present and Future』
https://www.barbican.org.uk/whats-on/2018/event/women-in-jazz-a-celebration-of-the-past-present-and-future
なお、本誌ARBANでも、同タイトルのインタビューシリーズ「Women in Jazz」を連載中。
https://www.arban-mag.com/article/13904