音楽評論家/ジャーナリストの故・中山康樹が、ジャズ専門誌『スイングジャーナル』在籍時代に遺したテキストをあつめた書籍『スイングジャーナル時代の中山康樹』が、11月10日(土)に発売される。
説得力のある熱い書き口で、多くのファンを獲得した中山。本書は、中山が『スイングジャーナル』のカリスマ編集者として辣腕を奮った1982年から1989年までの間に掲載された記名原稿を厳選して書籍化したもの。
レコーディング中のマイルス・デイビスのスタジオに突入する中山、ウェザー・リポートの歴史を深い洞察力で分析する中山、ギル・エヴァンス・オーケストラの新たな試みにシビレる中山、ウイントン・マルサリスの自宅を訪問する中山、ジャコ・パストリアスやアルフレッド・ライオンを追悼する中山など、さまざまなトピックが全304ページにわたって掲載されている。