投稿日 : 2018.11.02
英BBCが「偉大な外国語映画100」を発表。1位に黒澤明の『七人の侍』
イギリスの公共放送局BBCが「100 greatest foreign-language films(偉大な外国語映画100)」と題したランキングを発表。その1位に黒澤明監督の映画『七人の侍』(1954年)が選ばれた。
同ランキングは各国の映画批評家たちの投票によって決定されたもので、『七人の侍』は全体の20%(批評家41人)からの投票を獲得。
BBCは「『七人の侍』はビデオ以前の時代に欧米の視聴者に日本映画を知らしめた最初の作品のひとつ」とし「黒澤監督作品は海外ほどの評価を日本で受けていないようだ」などと記している。
このほか、黒澤作品では『羅生門』(4位)、『生きる』(72位)、『乱』(79位)などもランクイン。また、小津安二郎監督の『東京物語』(3位)や、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』(37位)、溝口健二監督の『山椒大夫』(61位)などの日本映画もランクインしている。
「100 greatest foreign-language films」
http://www.bbc.com/culture/story/20181029-the-100-greatest-foreign-language-films