故ジョン・コルトレーンのアルバム『ジャイアント・ステップス』(1960年)と『マイ・ファイバリット・シングス』(1961年)が、発売からおよそ60年を経てゴールドディスクを獲得した。
60年代に米アトランティック・レコードより発売された同2作だが、発売から約60年が経った現在、トータル50万枚以上のセールスを記録したことを受け、晴れてアメリカレコード協会(RIAA)から認定されたという。
アトランティック・レコードのカタログを管理する「ライノ・エンタテインメント」のマーク・ピンカス氏は、今回の受賞を受けて以下のコメントを発表。
「長年にわたってコルトレーン作品を扱い、この記念すべき日に関われることは身にあまる光栄です。『Giant Steps』と『My Favorite Things』は、ジャズ史における象徴的な名作です。当社はこれからも、コルトレーンが残した遺産を未来の世代に残せるよう努力します」
また、ジョンの息子であるラヴィ・コルトレーンは「コルトレーン・ファミリーはこの日が訪れたことに興奮している」とし、以下のコメントを残している。
「我々家族もこの2作をとても愛しているし、『Giant Steps』は私が音楽家を目指すきっかけになった作品です。父はこの2作を通して時代を先取り、その後の即興音楽に変革をもたらしました。これらのサウンドは、いつまでも古びることなく、永遠に輝き続けるでしょう」
記事詳細(JazzTimesより)
https://jazztimes.com/news/john-coltranes-giant-steps-and-my-favorite-things-earn-gold-status/