桑原茂一
[初代選曲家]
-PROFILE-
ラジオコント『スネークマンショー』や、日本初のクラブである『ピテカントロプス』のプロデュース、『コム デ ギャルソン』のパリコレを中心にしたコレクションの音楽演出を担当するなど多方面で活躍してきた御大。現在も、ライフワークであるフリーペーパー『dictionary』の制作を始め、『PIRATE RADIO』を週イチペースで配信(mixcloud)するなど精力的に活動中。
http://freepaperdictionary.com/
https://www.mixcloud.com/moichikuwahara/
桑原茂一が選んだ3枚
1.
CHILLY GONZALES
『Solo Piano III』
これまでの作品を引き語りで解説する姿勢に斎戒沐浴。作り手も受け手も音楽の前では平等である。これまで1、2、と聞いてきたことで、一瞬ソロピアノ3は、もういいかも、は傲慢自爆。受け手は送り手の数倍謙虚であるべき。生きるストレスを音楽に逃げ込む脆弱な精神に、ゴンザレスの鍵盤は滝打ち! の如し。
CHILLY GONZALES
『Solo Piano III』
これまでの作品を引き語りで解説する姿勢に斎戒沐浴。作り手も受け手も音楽の前では平等である。これまで1、2、と聞いてきたことで、一瞬ソロピアノ3は、もういいかも、は傲慢自爆。受け手は送り手の数倍謙虚であるべき。生きるストレスを音楽に逃げ込む脆弱な精神に、ゴンザレスの鍵盤は滝打ち! の如し。
2.
ONEOHTRIX POINT NEVER
『 AGE OF 』
極上の刺激を受けたアルバムである。特にBside。1に、革新的なアプローチ。2に、音響的な企み。3に、映像的なドラマ性。デジタル畑から生まれた独特の雑味に見え隠れするレトロ感が数奇な味わいを増殖させる。
ONEOHTRIX POINT NEVER
『 AGE OF 』
極上の刺激を受けたアルバムである。特にBside。1に、革新的なアプローチ。2に、音響的な企み。3に、映像的なドラマ性。デジタル畑から生まれた独特の雑味に見え隠れするレトロ感が数奇な味わいを増殖させる。
3.
Onyx Collective
『 LOWER EAST SUITE part-three 』
Cover artwork ” Untitled (chinese)” (2004) に惹かれた。improvisation、即興、アドリブなど、jazzの醍醐味であろうそれらがすべて私は苦手である。少なくとも、レコードで鑑賞することは出来るなら遠慮したい。が、3人という編成はときに奇跡が起こると聞いた。”曲の終わりにはまだ通りからサイレンを聞くことができます”。 そんなNYのLOWER EASTでなら体験したい。そういえば、John Lurieが安倍首相の印象をアドリブした。私は彼が私が今までに遭遇した中で最もばかばかしい人だと思う。 I think he is the must ridiculous person I have ever encountered. This is Jazz !
Onyx Collective
『 LOWER EAST SUITE part-three 』
Cover artwork ” Untitled (chinese)” (2004) に惹かれた。improvisation、即興、アドリブなど、jazzの醍醐味であろうそれらがすべて私は苦手である。少なくとも、レコードで鑑賞することは出来るなら遠慮したい。が、3人という編成はときに奇跡が起こると聞いた。”曲の終わりにはまだ通りからサイレンを聞くことができます”。 そんなNYのLOWER EASTでなら体験したい。そういえば、John Lurieが安倍首相の印象をアドリブした。私は彼が私が今までに遭遇した中で最もばかばかしい人だと思う。 I think he is the must ridiculous person I have ever encountered. This is Jazz !